ほくろ/イボ除去(切除)
メスで確実に切除し、真皮縫合で傷跡を最小限に。大きなほくろ・イボを根本から取り除く。
- 部位
- 美容皮膚科
- 施術名
- ほくろ/イボ除去(切除)
- ダウンタイム(最短)
- 7日
- ダウンタイム(最長)
- 14日
こんな方におすすめ
RECOMMENDED
- レーザーでは取りきれない“大きさ・深さ”のほくろで悩んでいる
- 顔の印象を左右する“目立つ位置”にあり、どうしても取りたい
- 長年コンプレックスで“もう気にしたくない”と思っている
- イボが大きくなってきた
- 引っかかるなど“生活に不便”が出ている
症例写真
BEFORE & AFTER
症例写真は準備中です
施術説明
ほくろ/イボ除去(切除)とは
ほくろ/イボ切除は、レーザーでは対応しきれない大きな膨らみや、根の深いほくろをメスで精密に切除し、根本から取り除く手術です。
組織を確実に取り除くことで再発のリスクを抑え、形成外科の縫合技術によって最終的に一本の細い線の傷跡になるように仕上げるのが主な目的です。「いつか再発するかもしれない」という不安を払拭し、クリアな素肌を取り戻すことにつながります。

手術によって期待できる変化
- 大きくて目立つほくろやイボが確実になくなる
- 再発の不安から解放される
- コンシーラーで隠す手間が省ける
- 横顔や正面のシルエットが滑らかになる
- 引っかかりなどの生活の不便が解消される
どんな人が適応になりやすいか
直径が5mmを超えるような大きなほくろやイボ、盛り上がりの強いイボにお悩みの方が適応になります。 また、過去にレーザー治療を受けたものの、根が深くて再発を繰り返してしまった方や、悪性の疑いがあるものをしっかりと取り除き、病理検査に出したいという方にも推奨される確実な治療法です。
ほくろ/イボ切除手術が難しい理由と、当院のこだわり
皮膚を切って縫うだけという単純な手術に思われがちですが、実は非常に奥が深く繊細な手技が求められます。理由は、単に表面の皮膚だけを縫い合わせると、皮膚が引っ張られる張力(テンション)によって傷跡の幅が広がったり、過剰なコラーゲンが生成されて赤く盛り上がったりして、かえって傷跡が目立ってしまうためです。
当院では、表面を縫う前に、皮膚の下の組織を緻密に縫い合わせる「中縫い(真皮縫合)」に多くの時間を割き、傷口に負担がかからないように処理する形成外科専門医の技術に徹底してこだわっています。

傷跡を綺麗に仕上げるために欠かせないポイント
1つ目は、皮膚の自然なシワの方向(RSTL)に合わせて切開ラインをデザインすることです。
これにより、最終的な傷跡が顔のシワに紛れて目立ちにくくなります。
2つ目は、先述した「中縫い」の技術です。
表面を縫う前にすでに傷口がピタッと閉じている状態を作ることで、抜糸後に傷跡が広がっていくのを防ぎます。
切除のデザインの考え方
ほくろを単に丸く切り取るのではなく、木の葉型(紡錘形)にデザインして切除します。 これは、丸く切り取ってそのまま縫い合わせると、両端の皮膚が余ってポコッと盛り上がってしまう(ドッグイヤー)のを防ぎ、一直線の綺麗な傷跡にするために重要な設計とされています。
ほくろ/イボ除去の主な治療法
ほくろ/イボ除去には大きく分けて2つのアプローチがあります。
方法1:外科的切除(切縫法)
メスで切り取って精密に縫合する外科的手術です。大きなイボや根の深いほくろに対して再発リスクを抑え、確実に取り除く方法です。抜糸が必要ですが、最終的に一本の細い線の傷跡になるように仕上げます。
方法2:CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)
水分に反応して組織を蒸散させる治療です。小さなほくろや平坦なものに適しており、メスを使わず出血も少なく短時間で終わります。傷跡がほとんど残らず自然に仕上がりますが、大きなものを無理に削るとへこみ(陥没)が残るリスクがあります。
よくある不満パターンと傷跡の広がりについて
- 不満に感じやすい例 ・傷跡の幅が太く広がって目立つ
- 傷跡が赤く盛り上がってしまった(ケロイド・肥厚性瘢痕)
- 取り残しがあり、端から再発してしまった
- 縫い目の両端が盛り上がっている(ドッグイヤー)
特に多いのは、縫合の技術不足や術後のケア不足により、傷跡が引っ張られて幅が広がり、手術前より目立ってしまうケースです。
術後の傷跡の経過とケアについて
施術後のご相談として多いのは、傷跡の赤みや硬さに関するものです。
- 切開手術の傷跡は、術後1〜3ヶ月頃は赤みや硬さが出ることがありますが、半年ほどかけて徐々に白い細い線へと成熟し、自分でもどこを切ったか分からないほど馴染んでいくのが基本です。
- 傷跡を綺麗に治すためには、抜糸後もテーピング等で傷口の安静を保ち、摩擦や紫外線を避けるセルフケアが非常に重要です。
- 万が一、傷跡の赤みや盛り上がりが長引く場合は、ステロイド注射(ケナコルト)やポテンツァ(ニードルRF)などを用いて傷跡を綺麗にする修正治療も当院で対応可能です。
CO2レーザー治療との違い
ほくろを除去する方法として、レーザー治療もあります。それぞれの特徴と切除との違いを整理します。
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)
ピンポイントで削り取るためメスを使わず、抜糸も不要です。小さなほくろには最適でダウンタイムも短いですが、直径5mm以上の大きなものや根が深いものを無理に削ると、不自然なへこみ(陥没)が残ったり、再発を繰り返すことがあります。
外科的切除との違い
切除法は、レーザーでは対応しきれない「大きさと深さ」を持つほくろを確実に根本から取り除ける点に適しています。抜糸が必要で、一時的に線状の傷跡ができる点がレーザーと異なりますが、「中途半端にレーザーで削ってへこみが残るよりも、最終的に一本の細い線になる方が目立たない」と判断される方に選ばれています。
ダウンタイムと経過
ダウンタイム目安 | 施術時間 | 麻酔 | 通院 |
|---|---|---|---|
最短7日〜最長14日 | 30〜60分程度 | 局所/笑気/静脈麻酔(別途) | 抜糸:術後1週間後 |
※施術時間:30~60分程度(大きさや個数によります)
※麻酔:局所麻酔 / 笑気麻酔 / 静脈麻酔(笑気·静脈は別途費用)
腫れ | メイク | 入浴・洗顔 | 運動 |
|---|---|---|---|
1〜2週間程度で落ち着く·完成約6ヶ月 | 翌日から·施術部位抜糸後 | 当日は患部を濡らさない·入浴·サウナ·軽い運動は1週間程度控えること | 術後1週間程度で通常の運動を再開可能 |
※腫れ:腫れは術後2~3日後がピークとなることが多く、1~2週間程度で徐々に落ち着いてきます。内出血が出た場合は2〜3週間程度で消失します。
※メイク:傷口はかさぶたが取れる(傷が塞がる)までメイクは避け、通常抜糸後の1週間~10日後から可能です。傷口以外のメイクは翌日から可能です。
※入浴·洗顔:当日は患部を濡らさないこと。入浴・サウナ・軽い運動は1週間程度控えること。
※運動:腫れや痛みがなく傷口が安定していれば、1週間程度で通常の運動を再開可能です。激しい運動は控えてください。
食事 | 飲食 | 施術部位への刺激 | その他 |
|---|---|---|---|
特になし | 1週間程度控えること | 強くこすったり、直接熱いシャワーを当てない | 直射日光禁·UV対策 |
※飲食:飲酒は内出血や腫れを助長するため、1週間程度は控えること。
※施術部位への刺激:施術部位を強くこすったり、直接熱いシャワーを当てたりするのは避けること。
※その他:術後の傷は非常に敏感ですので、傷が治るまで直射日光を避け、日焼け止めを使用することが重要です。
術後に注意すること
切除後の傷跡は、引っ張られる力(テンション)や外部からの刺激に非常に弱い状態になっています。傷跡の幅が広がったり、色素沈着を起こしたりするのを防ぐため、抜糸後も少なくとも術後1〜3ヶ月程度は以下の動作を控える(または注意する)ことが推奨されています。
- 患部を強くこする、マッサージするなどの物理的な摩擦
- 傷口付近の皮膚が強く引っ張られるような表情や動作
- 紫外線対策(日焼け止め等)や保湿ケアを怠ること
術後に起こる可能性のある症状
ダウンタイム中から術後1〜3ヶ月頃までは、傷跡に赤みや硬さが出ることがあります。また、縫合しているため術後数日間は少し引っ張られるような感覚を感じることがあります。これらは傷が治る過程(成熟期)の正常な反応であり、時間とともに改善していくことがほとんどです。 傷跡の赤みや硬さは半年ほどかけて徐々に落ち着き、最終的には白い細い線へと馴染んでいきます。万が一、赤みや盛り上がりが強く長引く場合など、気になる症状がある場合は検診を待たずにご連絡ください。
まとめ
ほくろ・イボ除去(切除)は、単に皮膚を切り取って縫うだけの手術ではなく、再発を防ぐ確実な切除と、傷跡を最小限に抑えるための緻密な縫合設計が必要な施術です。傷跡を目立たせない自然な仕上がりにするためには、皮膚の自然なシワの方向(RSTL)に合わせたデザインと、傷に負担をかけない内部処理が重要です。
また、表面だけを単純に縫い合わせた場合は、傷跡の幅が広がったり赤く盛り上がったり(ケロイド等)して修正が難しくなることもあるため、初回手術の段階での形成外科的な縫合技術と術後のテーピング等のケアが非常に重要とされています。

廣瀬院長
DOCTOR'S COMMENT
ほくろの切除など、お顔にメスを入れる手術において、患者様が一番気にされるのはやはり「傷跡」だと思います。「傷跡が残るならレーザーの方がいいのでは」と思われがちですが、大きなほくろをレーザーで無理に深く削って不自然なへこみ(陥没)を一生残してしまうよりも、切除して綺麗に縫い合わせた方が、最終的にシワに紛れる一本の細い線となり目立たなくなります。 当院では形成外科専門医としての知識と経験を活かし、ただ皮膚を切って表面を縫うだけという単純な手術は決して行いません。傷跡が広がったり赤く盛り上がったりするのを防ぐため、表面を縫う前に内部の組織を緻密に処理する「中縫い(真皮縫合)」に切開以上の時間を割き、傷にテンション(負担)がかからないように徹底しています。 長年悩んでいたコンプレックスを確実に解消し、自信の持てる素肌を手に入れるために、確かな技術でサポートいたします。
施術の流れ
カウンセリング
患者様のほくろやイボの状態(大きさ・深さなど)を確認したうえで、レーザー治療が適しているか、再発リスクを抑え確実に取り除く切除法が適しているかなどを判断し、最適な治療方法をご提案していきます。
メイク落とし、麻酔
メイク落としを行っていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませて来院いただくとスムーズに施術に入れます。ご希望に合わせて局所麻酔のほか、別途費用で笑気麻酔や静脈麻酔を実施します。
ほくろ/イボ除去(切除)の施術
メスを用いたほくろ/イボの切除・縫合を行います。施術時間は大きさや個数によって個人差がありますが、30〜60分程度です。
アフターケア
術後の抜糸は1週間後に行い、その後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後に検診を行います。検診では傷跡の経過(赤みや硬さ)を確認しながら、ご不安なことや気になることを何でもお聞きください。なお、抜糸後にかさぶたが取れた部分に稀に糸が残っている場合や、経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際は再度ご来院いただきます。
リスク・副作用
- 腫れ(2〜3日がピークで、1〜2週間程度で徐々に落ち着きます)
- 内出血(数日〜2週間ほどで消えることが多いです)
- 瘢痕(傷跡が一時的に赤く硬くなりますが、時間とともに白い細い線へと成熟します)
- 肥厚性瘢痕・ケロイド(体質や傷への負担により、傷跡が赤く盛り上がることがあります)
- 色素沈着・色素脱失(炎症後色素沈着や白斑が生じることがあります)
- 感染(ごく稀に傷口に細菌が入り炎症が起こる可能性があります)
- 再発(根が深い場合などに、ごく稀に再発する可能性があります)
- 痺れ・感覚異常(一時的に生じることがあります)
- 血腫(血がたまることがあります)
- アレルギー反応(麻酔や糸などに反応する可能性があります)
- 糸が露出する(中縫いの糸が稀に出てくることがあります)
ダウンタイム目安
最短
7日
最長
14日