ボトックス注射
シワを作らせず、表情の「変な癖」をなくす。自然で柔らかな印象へ。
- 部位
- 美容皮膚科
- 施術名
- ボトックス注射
- ダウンタイム(最短)
- 0日
- ダウンタイム(最長)
- 14日
こんな方におすすめ
RECOMMENDED
- 無意識に眉間や額にシワを寄せてしまい、「怒ってる?」と聞かれる
- 目尻のシワが気になって、思い切り笑えない
- エラの張りが気になり、顔を小さくスッキリさせたい
- 将来の深いシワやたるみを、今のうちから予防しておきたい
症例写真
BEFORE & AFTER
施術説明
ボトックス注射とは
ボトックス注射は、筋肉の動きを弱める(神経の伝達をブロックする)ことで、シワの改善や予防、筋肉の張りを抑える治療です。
眉間やおでこなどの表情ジワを作らせないようにするだけでなく、エラ張りの改善による小顔効果、広角を下げる筋肉や首の筋肉(広頚筋)を抑えることでのたるみ予防(ボトックスリフト)など、お顔全体の印象を良くするためにさまざまな目的で使用されます。また、汗の分泌を抑える効果もあるため、脇汗などの治療にも用いられます。

手術によって期待できる変化
- 眉間やおでこ、目尻などの表情ジワが軽減・予防できる
- エラの張りが改善し、シュッとした小顔になる
- 広角が下がる癖を改善し、自然な笑顔が作りやすくなる
- 首や肩の張りが取れ、すっきりとしたラインになる
- 肌にピンとしたハリが出て若々しく見える
どんな人が適応になりやすいか
20代のシワ予防や小顔目的から、すでにシワやたるみが気になり始めた年代まで幅広く適応となります。 表情を作る際に過剰に筋肉を動かしてしまう癖がある方や、歯ぎしり・食いしばりでエラが張っている方に特に適しています。また、将来の深いシワや顔のたるみを予防したい方にとって、美容医療の「基本中の基本」とも言える必須の施術です。
ボトックス注射が難しい理由と、当院のこだわり
一昔前のように「筋肉をガチガチに止めて表情をなくす」ような打ち方は、不自然な仕上がり(目が開けにくい、笑っても顔が動かないなど)につながりやすいため、現在では推奨されていません。 顔の筋肉は単独ではなくチームで連動して動いているため、1箇所だけを無理に止めると他の部分にしわ寄せがきて、かえって不自然なシワができることがあります。
当院では、患者様お一人おひとりの表情の癖や筋肉の動きを丁寧に分析し、打つ場所、量、深さをミリ単位で細かく調整するオーダーメイドの注入に徹底してこだわっています。

自然な仕上がりに欠かせないポイント
1つ目は、「筋肉の連動性を考慮した注入」です。
例えば、目頭と目尻、眉間とおでこ、広角と首など、一緒に動く筋肉のバランスを見極め、必要な部位にセットで打つことで、しわ寄せによる不自然なシワや引きつりを防ぎます。
2つ目は、「やりすぎない(効かせすぎない)こと」です。
完全に動きを止めるのではなく、適度な動きを残す技術を用いることで、自然で柔らかな表情を維持します。
デザインの考え方
シワを完全に消すためにガチガチに止めるのではなく、「変な癖」を和らげ、魅力的な表情を引き出すデザインを目指します。 また、男性と女性でも筋肉の強さや理想の表情が異なるため、男性の場合は目尻のシワをあえて少し残して優しさを演出するなど、性別やご希望に合わせた細やかな調整を行います。
ボトックス注射の主な打ち方
目的や部位に合わせて、打ち方や量を調整します。
方法1:ピンポイントでの筋肉抑制(通常のボトックス)
眉間やエラ、広角など、特定の筋肉の過剰な働きをしっかり抑えたい場合に、狙った筋肉へ的確に注入します。
方法2:皮膚の浅い層への注入(マイクロボトックスなど)
筋肉の深い層ではなく、皮膚の浅い層に細かく注入することで、自然な表情を保ちながらシワを和らげ、肌のハリや毛穴の引き締め効果を狙う方法です。
よくある失敗パターンとリスク・修正について
- 効きすぎて表情が硬く、笑っているはずなのに笑っていないように見える
- おでこに効きすぎて眉毛が下がり、目が開けにくくなる
- 口元に効きすぎて口が歪んだり、一時的に水が飲みにくくなる
- 一箇所だけ止めたことで、別の場所に不自然なシワが寄る
術後の修正について
施術後の修正相談として多いのは、①効きすぎて不自然になった、②効きが弱かった(変化がない)、③左右差が出た、の3パターンです。
- ボトックスの効果は通常3日〜1週間で現れ、1〜2週間でピークに達し、その後3〜4ヶ月(長い方で半年)かけて徐々に切れていきます。「効きすぎた」場合、オビソートというボトックスの効果を弱める注射で筋肉の動きを改善させる処置を行うことも可能ですが、基本的には時間経過とともに自然に戻るのをお待ちいただくことが基本です。
- 「効きが弱かった」または「左右差が出た」場合は、2週間ほど様子を見ていただいた上で、必要に応じて追加注入(タッチアップ)を行うことで調整が可能です。
ヒアルロン酸・その他の治療との違い
シワやたるみを改善する方法として、ヒアルロン酸や糸リフトなどもあります。それぞれの特徴とボトックスとの違いを整理します。
ヒアルロン酸
骨の萎縮などでボリュームが減って凹んでしまった部分(ほうれい線やこめかみなど)に注入し、下から支えを作ったりふっくらとボリュームを出す方法です。
糸リフト・ハイフなど
たるんで落ちてしまった組織を物理的に引き上げたり(糸リフト)、熱エネルギーで土台から引き締めたり(ハイフ・高周波)する施術です。
ボトックス注射(筋肉抑制)との違い
ヒアルロン酸が「ボリュームを足す」、糸リフトが「引き上げる」のに対し、ボトックスは「筋肉の過剰な動きを止める(シワを作らせない)」施術です。おでこなどよく動く部位のシワ治療では、まずボトックスで動きを止めてから、必要に応じてヒアルロン酸で凹みを埋めるのが最も効果的です。

ダウンタイムと経過
ダウンタイム目安 | 施術時間 | 麻酔 | 通院 |
|---|---|---|---|
ほぼなし(最大2週間) | 10〜15分程度 | なし(追加オプションあり) | 基本不要(タッチアップ可) |
※ダウンタイム目安:ほとんどありません(内出血が出た場合でも数日~2週間程度です)。
※麻酔:なし(ご希望により別途費用で表面麻酔などの追加が可能です)
※通院:基本的に必要ありません。効果不足や左右差の確認のためのタッチアップ(追加注入)をご希望の場合は、約2~4週間後を目安にご来院ください。
腫れ | メイク | 入浴・洗顔 | 運動 |
|---|---|---|---|
大きな腫れはほぼなし | 当日から可(擦り禁) | 当日から可 | 当日激しい運動禁 |
※腫れ:腫れはほとんどありません。針を使うため、注射部位に一時的な赤みや虫刺されのようなポコッとしたふくらみが出ることがありますが、通常数時間で落ち着きます。内出血が出た場合はメイクで隠せる程度で、1~2週間で消えます。
※メイク:当日から可能ですが、注射部位を強くこすらないようにしてください。
※入浴:当日の激しい運動やサウナ・長湯など、血流が良くなる行為は内出血や薬剤の拡散を防ぐためにお控えください。
食事 | 飲食 | 施術部位への刺激 | その他 |
|---|---|---|---|
硬いもの数日は注意 | 当日の過度な飲酒は控える | 注入後数日マッサ禁 | 効果3日後~2週で安定 |
※食事:エラに注入した後は、数日間は硬いものを噛むと疲れや違和感を感じることがあります。
※施術部位への刺激:注入後数日間は、注入部位を強く揉んだりマッサージすることは、薬剤が他の筋肉に広がってしまう原因となるため避けてください。
※その他:効果は注射後3日~1週間ほどで現れ始め、2週間で安定します。その後、3~4ヶ月ほど持続します。
術後に注意すること
ボトックス注射後は、薬剤が狙った筋肉以外に広がってしまうのを防ぐため、術後数日間は以下の動作を控えることが推奨されています。
- 注入部位を強く揉む、マッサージする
- エラに注入した場合、硬いものを強く噛む(数日間は疲れや違和感を感じることがあります)
- 当日の激しい運動やサウナ、長風呂など血流が良くなる行為
- 当日の過度な飲酒
術後に起こる可能性のある症状
ボトックスは打ってすぐに効果が出るわけではなく、大体3日〜1週間ほどで効き始めます。1〜2週間で効果がピークに達するため、初めて打つ方はこの時期に「筋肉が動かしにくい」といった違和感やツッパリ感を強く感じることがありますが、時間とともに馴染んで気にならなくなることがほとんどです。
また、針を使用するため、一時的な赤みや虫刺されのようなポコッとしたふくらみが出ることがありますが、通常数時間で落ち着きます。内出血が出た場合も1〜2週間ほどで消えていきます。
まとめ
ボトックス注射は、単に筋肉の動きを止めてシワを消すだけの手術ではなく、表情の「変な癖」を和らげ、笑った時などの自然な表情を残すように設計する必要がある施術です。
また、顔の筋肉は単独ではなくチームで連動して動いているため、1箇所だけを無理に止めると他の部分にしわ寄せがきて不自然なシワができることがあるため、連動性を考慮して全体のバランスを見ながらセットで打つことが非常に重要とされています。

廣瀬院長
DOCTOR'S COMMENT
ボトックスは、シワ予防や小顔治療、たるみ予防など、美容医療において「基本中の基本」と言える大変重要な治療です。 しかし、「表情が固まるから怖い」「不自然になりそう」という理由で敬遠される方も少なくありません。それは、一昔前のような「ただシワを消すためにガチガチに固める」打ち方のイメージが残っているからです。 現在のボトックス治療の目的は、完全に表情をなくすことではなく、無意識に眉間を寄せてしまう、口角を下げてしまうといった『表情の変な癖』を和らげることにあります。 形成外科専門医である私は、ただ指定された部位に打つのではなく、お顔全体の表情筋の連動性(チームの動き)を正確に分析します。例えば、広角を下げる筋肉と首(広頚筋)など、一緒に動く筋肉のバランスを見極め、しわ寄せによる不自然さを防ぎます。 お一人おひとりに合わせた深さ・量・打ち方をミリ単位で調整することで、笑った時の自然さを残しつつ、魅力的な表情を引き出す『オーダーメイドのボトックス』を安全にご提案いたします。
施術の流れ
カウンセリング
患者様のご希望やお悩みをお伺いしたうえで、普段の表情の癖や、お顔全体の筋肉の動き(連動性)を丁寧に分析します。その上で、どの部位にどのくらいの深さ・量で打つのが最適か、オーダーメイドの注入プランを決定していきます。
メイク落とし、麻酔
注入部位のメイクを落としていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませて来院いただくとスムーズに施術に入れます。メイクを落とし終わったら、痛みがご不安な方にはご希望に合わせて別途費用で麻酔クリームや笑気麻酔などを実施します。
ボトックス注射の施術
ボトックス注射を行います。施術時間は部位や量によって個人差がありますが、10〜15分程度です。
アフターケア
術後の通院は基本的に必要ありません。効果は3日〜1週間ほどで現れ始め、2週間で安定し、その後3〜4ヶ月ほど持続します。万が一、効きが弱かったり左右差が出た場合は、2〜4週間後を目安にご来院いただき、必要に応じてタッチアップ(追加注入)を行います。注入当日は激しい運動や過度な飲酒を避け、注入部位を強く揉まないようご注意ください。
リスク・副作用
- 内出血(メイクで隠せる程度。数日〜2週間ほどで消えることが多いです)
- 腫れ・赤み(針穴の赤みやポコッとしたふくらみが一時的に出ることがありますが、数時間で落ち着きます)
- 効きすぎによる表情の違和感(目が開けにくい、笑っても顔が動かないなど。時間とともに馴染むことがほとんどです)
- しわ寄せによる別の部位のシワ(連動する筋肉のバランスにより起こり得ます)
- 噛む時の疲れ(エラボトックスの場合。一時的な症状です)
- 左右差(もともとの筋肉の強さの左右差などにより生じることがあります)
- 変化の不足または過剰(期待した変化が得られない、または効きすぎる可能性があります)
- 感染・アレルギー反応(ごく稀に起こる可能性があります)
ダウンタイム目安
最短
0日
最長
14日


