外側人中短縮
上唇の外側の余白を整える。正面も斜めも、隙のない口元へ。
- 部位
- 口
- 施術名
- 外側人中短縮
- ダウンタイム(最短)
- 7日
- ダウンタイム(最長)
- 14日
こんな方におすすめ
RECOMMENDED
- 鏡や写真を見るたびに、口元が横に間延びして見え、横顔・斜め顔のバランスが気になっている
- 人中短縮(中央)を受けたのに、唇の外側のバランスが悪く、どこか不自然さが残っている
- 無意識に口角が下がって見え、「怒ってる?」「疲れてる?」と誤解されがちになっている
- ボトックスやヒアルロン酸では限界を感じ、外側の余白を根本から取り除きたいと感じている
症例写真
BEFORE & AFTER
施術説明
外側人中短縮とは
外側人中短縮は、上唇の外側(小鼻の付け根から口角にかけての部分)の余分な皮膚を切除することで、上唇の外側ラインを引き上げ、口元全体のバランスを整える手術です。
通常の人中短縮(中央)が鼻の下の中央部分を短縮するのに対し、外側人中短縮は上唇の外側の斜めの余白に働きかけるため、より立体的で調和の取れた口元デザインが可能です。また、上唇の外側を引き上げることで口角が自然に上向きになり、「口角挙上」に近い効果も同時に期待できます。

手術によって期待できる変化
- 上唇の外側の余白が取り除かれ、横顔・斜め顔のバランスが整う
- 口角が自然に上向きになり、表情が柔らかく若々しく見える
- 正面・横顔ともにすっきりした口元ラインになる
- 中央の人中短縮との組み合わせで、より完成度の高いバランスが実現できる
- メイクで補っていた口元の「間延び感」をメイクなしで解消できる
どんな人が適応になりやすいか
上唇の外側(小鼻〜口角にかけての斜め部分)が長く見える方、または中央の人中短縮後に「外側のバランスがまだ気になる」という方が主な対象です。
また、加齢により口角が下がってきた方、口角挙上ほどの変化は望まないが口元を上向きに整えたい方にも適しています。
適応の見極めが必要なケース
中央の人中が特別長いわけではなく、外側の余白が主なお悩みの場合は外側人中短縮単独で対応できます。一方、中央と外側の両方が気になる場合は、中央の人中短縮との同時施術がより効果的なことがあります。
すでに中央の人中短縮を受けた方が「外側のバランスがまだ気になる」と感じて受診するケースも多くあります。このような修正対応もカウンセリングで対応可能です。
当院のこだわり:「外側の余白」まで整える顔のトータルデザイン
中央の人中短縮と外側人中短縮は、それぞれ異なる「余白」に働きかけます。中央だけを整えても外側の余白が残ると、正面では改善が感じられても、斜めから見たときに間延びが残ることがあります。
当院では、顔全体のバランス(鼻・口角・顎のライン)を解剖学的に分析したうえで、中央と外側のどちらに、どの程度アプローチすべきかをミリ単位でデザインします。また、皮膚を引っ張るだけでなく深層の組織の走行まで考慮して再配置するため、笑った時も自然で、無理のない上向きのラインを追求します。
傷跡については、小鼻(鼻翼)の溝や唇の境界線など、解剖学的に目立ちにくい位置に切開線を設定し、形成外科の精密な縫合技術で時間とともに馴染む仕上がりを追求しています。

術式の種類
外側人中短縮の術式は、アプローチ方法によって基本形と筋肉処理オプションに分かれます。

基本術式(外側人中短縮)
小鼻(鼻翼)の付け根の溝に沿って上唇の外側の余分な皮膚を精密に切除し、上唇のラインを引き上げる方法です。切開線は鼻翼の自然なラインに沿うため、傷跡が境界線に溶け込みやすいのが特徴です。
切除量と切除範囲のデザインによって、上唇の引き上げ量と口角の上向き具合を調整します。中央の人中短縮との同時施術も可能です。
筋肉処理(オプション追加)
皮膚の切除に加えて、深層にある口輪筋などの組織を処理・再配置することで、より安定した引き上げ効果を追求するオプションです。
皮膚のみの切除では戻りが出やすいケースや、より長期的な効果を希望する場合に適しています。筋肉の走行まで考慮した処置により、笑ったり話したりした時の自然な動きを維持しながら、より持続的な仕上がりを目指します。
よくある失敗パターンと修正について
不自然になりやすい例
- 切除しすぎて上唇の外側が不自然に厚く/短く見える
- 左右非対称になり、口角の高さが揃わない
- 傷跡が直線的・目立つ形になり、「整形した感」が出る
- 上唇が不自然に「めくれ上がった」印象(いわゆるアヒル口)になる
- 引き上げ量が多すぎて、笑った時に不自然な形になる
特に多いのは、切除量の過剰による不自然な仕上がりと、傷跡の目立ちです。また、中央の人中短縮との組み合わせバランスを計算せずに外側だけを変えると、全体のバランスが崩れるケースもあります。
術後の修正について
修正として多いのは、①変化が少ない(戻りが大きい)、②上唇の外側が不自然に引き上がりすぎた、③傷跡が目立つ、の3パターンです。
- 筋肉処理が不十分なケースに起こりやすく、追加で深層組織の再固定処置を行うことがあります。
- 時間経過で落ち着くことを確認したうえで、必要に応じてバランスを調整する処置を検討します。
- 経過を見ながら、レーザーや瘢痕形成術による改善を検討します。
中央人中短縮・口角挙上との違いと組み合わせ

中央人中短縮との違い
中央の人中短縮は、鼻の下の中央部分(両側鼻孔の間から上唇までの縦の距離)を短くする手術です。正面から見た「鼻の下の長さ」そのものを改善します。
外側人中短縮は、上唇の外側(小鼻の横〜口角にかけての斜めの部分)の余白を整える手術です。正面だけでなく斜めや横顔から見たときのバランスに働きかけます。
どちらが自分に必要か
中央の余白が気になる方は人中短縮、外側の斜めのラインが気になる方は外側人中短縮が適しています。両方が気になる場合は同時施術でトータルに整えることも可能です。カウンセリングで顔全体を診たうえで最適な組み合わせをご提案します。
口角挙上との違い
口角挙上は口角の位置自体を外科的に移動させる手術で、真顔での口角の上がり方を改善します。外側人中短縮は上唇の外側の余白を取り除くことで口角周辺のラインを整えるため、口角挙上ほど直接的な口角の引き上げではありません。ただし、外側の余白がなくなることで口角が相対的に上向きに見えるため、軽度の口角改善を望む方に適しています。
ダウンタイムと経過
ダウンタイム目安 | 施術時間 | 麻酔 | 通院 |
|---|---|---|---|
最短7日 ~ 最長14日 | 60分程度 | 局所/笑気/静脈麻酔(別途) | 抜糸7日後·検診3回 |
※ダウンタイム目安:最短7日 ~ 最長14日(要クリニック確認)
※施術時間:60分程度(筋肉処理オプション追加の場合も同日)
※麻酔:局所麻酔 / 笑気麻酔 / 静脈麻酔(笑気·静脈は別途費用)
※通院:抜糸:術後7日目 検診:1ヵ月後·3ヵ月後·6ヵ月後 ※抜糸後にかさぶたが取れると糸が稀に残っていることがありますので、その際は再度抜糸にご来院ください。
腫れ | メイク | 入浴・洗顔 | 運動 |
|---|---|---|---|
1〜2週間で落ち着く·完成6ヶ月後ほど | 翌日から·施術部位抜糸後 | 当日シャワー可·洗顔24時間後 | 軽め1週後·激しめ1ヵ月後 |
※腫れ:強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。完全に腫れが引き、完成するまで約6ヶ月後ほどかかります。内出血は2〜3週間程度で消失します。
※メイク:翌日より傷口以外は可能。施術部位は抜糸後から可能。
※入浴·洗顔:シャワーは(顔を濡らさなければ)当日から可能です。洗顔は24時間後から可能です。(傷口は強くこすらないこと)
※運動:軽い運動:1週間後以降から可能な範囲で。激しい運動:1ヵ月後から。
食事 | 飲酒 | 施術部位への刺激 | その他 |
|---|---|---|---|
刺激物1週控え·食後消毒 | 1週間程度控えること | 抜糸後1週まで擦らない | 当日運転禁·糸露出時連絡 |
※食事:刺激物は1週間程度避けること。食後は消毒やうがいを行うこと。
※施術部位への刺激:施術部位への刺激 創部は抜糸1週間後まで強くこすらないこと。
※その他:口が一時的に閉じづらくなる可能性があります。当日はご本人様での運転はお控えください。抜糸後、かさぶたが取れると糸がまれに残っていることや、術後経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際はご連絡ください。
術後に注意すること
上唇・口角周辺は日常生活で話す・笑う・食べるなど常に動く部位のため、術後は患部に負担をかけないことが重要です。少なくとも術後1ヵ月、できれば3ヵ月程度は以下の動作を控えることが推奨されています。
- 大きく口を開ける(あくびや大口を開けての食事など)
- 笑顔で口元を大きく横に引っ張る
- 上唇・口角周辺に強い力をかける動作
術後に起こる可能性のある症状
術後しばらくは上唇外側〜口角周辺の感覚が鈍くなったり、つっぱり感が続くことがあります。傷跡の赤みは数ヶ月かけて徐々に目立ちにくくなります。ノーメイクで傷跡が目立たなくなるまでは半年程度かかることもあります。
気になる症状がある場合は検診を待たずにご連絡ください。
まとめ
外側人中短縮は、上唇の外側の余白を取り除くことで、正面だけでなく斜め・横からも整って見える口元バランスを実現する手術です。中央の人中短縮との組み合わせや、口角挙上の代替・補完として活用できます。自然な仕上がりのためには、切除量の適切な設計と精密な縫合が不可欠です。

廣瀬院長
DOCTOR'S COMMENT
外側人中短縮は、2025年の美容外科学会(JSAPS)においても私自身が発表を予定している、当院が非常に注力している施術の一つです。 人中短縮だけでは解消しきれない小鼻の横から口角にかけての「外側の余白」を物理的に取り除き、お顔の下半分の間延び感を根本から改善します。 皮膚だけでなく口輪筋の走行までを見極め、丁寧に組織を再配置する形成外科的な再構築を行うため、笑った時も無理のない自然な上向きラインを維持できます。 解剖学的な指標に基づき、お一人おひとりの骨格に最も調和するトータルバランス設計をご提案いたします
施術の流れ
カウンセリング
患者様のご希望を伺い、顔全体のバランスを考慮しながら仕上がりのイメージをシミュレーションします。外側の余白の長さ・上唇の引き上げ量・切開デザインをご説明し、小鼻の付け根の切開位置にマーキングを行いながらデザインを確定させます。中央の人中短縮や口角挙上との組み合わせをご希望の場合も、この段階でご相談ください。
メイク落とし、麻酔
メイク落としと口腔洗浄を行っていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませてご来院いただくとスムーズに施術に入れます。メイクを落とし終わったら、ご希望に合わせて別途費用で笑気麻酔や静脈麻酔を実施します。
外側人中短縮の施術
外側人中短縮を行います。施術時間は個人差がありますが、60分程度です。筋肉処理オプションを追加する場合も同日に行います。
アフターケア
術後の抜糸は1週間後(7日目)に行い、その後、1ヵ月後・3ヵ月後・6ヵ月後に検診を行います。検診では経過を確認しながら、ご不安なことや気になることを何でもお聞きください。なお、抜糸後にかさぶたが取れた部分に稀に糸が残っている場合があります。その際は再度抜糸のためご来院ください。口内法の場合は溶ける糸で縫合するため抜糸不要です。
強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。内出血は2〜3週間程度で消失します。
血流が良くなるような入浴・サウナ・飲酒・軽い運動は1週間程度お控えください。メイクは抜糸後から可能です。
リスク・副作用
1. 腫れ(手術後1週間は腫れが目立ちますが、2〜4週間ほどで徐々に落ち着いていきます)
2. 内出血(赤紫色になることがありますが、メイクで隠せる程度で1〜2週間ほどで消えます)
3. 傷跡(小鼻付け根付近に残ります。時間とともに目立ちにくくなりますが、完全に消えるわけではありません)
4. 後戻り(皮膚や組織の性質により、一定の戻りが生じることがあります)
5. 鼻翼(小鼻)の形への影響(切開位置によって小鼻の見え方に影響が出ることがあります)
6. 左右差(骨格や筋肉の動きの左右差により、完全な対称にならないことがあります)
7. 硬縮・突っ張り(術後しばらく皮膚に突っ張り感が出ることがあります)
8. 感染(切開を伴う手術であるため、感染のリスクがあります)
9. 変化の不足または過剰(引き上げ量が足りない、または上がりすぎる可能性があります)
10. 血がたまる
11. 仕上がりがイメージと異なる
12. 糸が露出する
13. 創部離開・段差・ゆがみ
14. 口の閉じにくさ(一時的)
ダウンタイム目安
最短
7日
最長
14日


