Maison PUREJU

口角挙上

真顔でも口角が上がった印象に。動いた時も自然な口元を設計します。

部位
施術名
口角挙上
ダウンタイム(最短)
7
ダウンタイム(最長)
14

症例写真

BEFORE & AFTER

施術説明

口角挙上とは

口角挙上は、口角の位置を上側・外側へ移動させることで、口角が上がって見えるようにする手術です。 真顔でも少し微笑んでいるような印象になり、不機嫌そうに見えにくくなることが主な目的です。笑おうとしても口元がうまく動かない人や、口元の印象を明るくしたい人が希望することもあります。

また、口角が上がることで中顔面の余白が減って見え、顔が小さく見える印象につながることもあります。

手術によって期待できる変化

  • 真顔でも口角が上がって見える
  • 不機嫌そうな印象が軽減される
  • 自然に微笑んでいるような口元になる
  • 笑いやすくなる場合がある
  • 写真での印象が良く見えやすくなる
  • 中顔面の余白が減って見えることがある

どんな人が適応になりやすいか

施術を受ける人で多いのは20代から30代です。

年齢が上がると、口角そのものの角度よりも「たるみ」が原因で口角が下がって見えるケースが増えてきます。この場合、口角だけを無理に上げると不自然な仕上がりになることがあります。 たるみが主な原因であれば、先にたるみの改善を検討し、そのうえで口角挙上を行うか判断することが重要です。


口元の手術が難しい理由と、当院のこだわり

口元は、鼻や目よりも繊細な部位とされています。 理由は、形だけではなく「動き」と強く連動しているためです。話す、笑う、食べる、口を開けるなど、常に動く部位であるため、静止時の形だけでなく動いた時の見え方まで考えて設計する必要があります。

また、口の動きの癖・筋肉の走行・左右差・骨格なども関係するため、数値どおりに処理するだけでは自然な結果にならないことがあります。

自然な仕上がりに欠かせないポイント

1つ目は、「口角の位置」と「唇の端の位置」を一致させることです。
この位置関係がずれると、静止時は問題なく見えても、喋った時や笑った時に不自然さが出やすくなります。

2つ目は、傷跡の位置です。
傷が口角の動きをまたぐように作られると、突っ張りや動きの違和感につながることがあります。

デザインの考え方

自然に微笑んで見える程度のデザインから、しっかり上がった印象にするデザインまで調整が可能です。

ただし、上げすぎると不自然になりやすいため、希望だけでなく顔全体とのバランスを考えてデザインすることが重要とされています。


口角挙上の主な術式

口角挙上には大きく分けて2つの考え方があります。

方法1:皮膚のみの切除

唇の皮膚を切り取り、唇の位置を上へ移動させることで口角が上がったように見せる方法です。口角自体の位置は変わらず、唇だけが外側や上側にはみ出す形になることがあります。その結果、口角と唇の端が一致せず、動いた時に違和感が出ることがあります。

方法2:皮膚・粘膜を含めた処理

皮膚だけでなく口の内側の粘膜も含めて処理し、口角の位置自体を上側・外側へ作り直す方法です。口角と唇の端が一致したまま位置が変わるため、動きが比較的自然になりやすいとされています。当院ではこの全層法を基本とし、口角の位置と唇の端が一致した自然な仕上がりを目指しています。


よくある失敗パターンとリスク・修正について

不自然になりやすい例

  • 喋っていても口角だけが動かない
  • 口角と唇の端の位置がずれている
  • 傷跡が目立つ
  • 傷跡の突っ張りで動きが不自然になる
  • 静止時だけを重視して設計されている

特に多いのは、口角が動かず固まって見えるケースと、唇が口角より外側にはみ出してジョーカーのように見えるケースです。

術後の修正について

施術後の修正相談として多いのは、①変化がほとんどない、②上がりすぎて不自然になった、③口元の形が崩れてしまった、の3パターンです。

  • 皮膚だけでなく粘膜側も含めた全層法で口角を作り直す方法で修正することがあります。
  • 時間経過で落ち着くことも多いため、まず経過を見ることが基本です。それでも強い場合は角度を弱める処置を行うことがあります。
  • 新しく口角を作り直す、または形成術で位置を調整することが検討されます。

最も修正が難しいのは、皮膚や組織を切り取りすぎてしまったケースです。口周囲は他の部位のように簡単に組織を補うことができないため、完全に元の状態へ戻すことは難しいとされています。
口角挙上の修正には標準的な方法があるわけではなく、症例ごとに設計が必要です。そのため、初回手術の段階で適応や術式を慎重に判断することが非常に重要です。


ヒアルロン酸・ボトックスとの違い

口角を改善する方法として、ヒアルロン酸やボトックスもあります。それぞれの特徴と手術との違いを整理します。

ヒアルロン酸

唇の下側に注入して口角が上がったように見せる方法です。もともと口角が上がっている人には効果が出やすいですが、口角が下がっている人では効果が限定的なことがあります。

ボトックス

口角を上げる施術ではなく、口角を下げる筋肉の働きを弱める施術です。そのため、真顔では大きな変化はなく、笑った時や話した時に口角が下がりにくくなる効果があります。

口角挙上(手術)との違い

手術は口角の位置そのものを変えることができるため、真顔での変化を求める方や、注射系の施術では効果を感じられなかった方に適しています。ただし、切開を伴うため傷跡や回復期間が生じる点が注射系と異なります。


ダウンタイムと経過

ダウンタイム目安

施術時間

麻酔

通院

最短7日〜最長14日

60分程度

局所/笑気/静脈麻酔(別途)

抜糸1週後·検診3回

※麻酔:局所麻酔 / 笑気麻酔 / 静脈麻酔(笑気·静脈は別途費用)
※通院:抜糸:術後1週間後 検診:1ヵ月後·3ヵ月後·6ヵ月後 ※抜糸後かさぶたが取れると糸が稀に残っていることがありますので、その際は再度抜糸にご来院ください。

腫れ

メイク

入浴・洗顔

運動

強い腫れ1〜2週間·完成約6ヶ月

翌日から·施術部位抜糸後

当日シャワー可(顔濡らし禁)·洗顔24時間後から

軽め1週後·激しめ1ヵ月後

※腫れ:強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。完全に腫れが引き、完成するまで約6ヶ月かかります。 内出血は2〜3週間程度で消失します。 傷跡は時間をかけて徐々に目立たなくなります。
※メイク:翌日より傷口以外は可能。施術部位は抜糸後から可能。
※入浴·洗顔:シャワーは(顔を濡らさなければ)当日から可能。洗顔は24時間後から可能(傷口は強くこすらないこと)
※運動:軽い運動:1週間後以降から可能な範囲で。激しい運動:1ヵ月後から。

食事

飲酒

施術部位への刺激

その他

刺激物1週控え·食後消毒

1週間程度お控えください

抜糸後1週擦らない

当日運転禁·糸露出時連絡

※食事:刺激物は1週間程度避けること。食後は消毒やうがいを行うこと。
※施術部位への刺激:創部は抜糸後1週間まで強くこすらないこと。顔のマッサージや歯の治療は1ヵ月控えること。
※その他:当日はご本人様での運転はお控えください。 術後経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際はご連絡ください。


術後に注意すること

口角は日常生活の中で動きやすい部位のため、術後は負担をかけないことが重要です。少なくとも術後1ヵ月、できれば3ヵ月程度は以下の動作を控えることが推奨されています。

  • 大きく口を開ける
  • 横に強く引っ張る
  • 口角に強いテンションをかける

まとめ

口角挙上は、単に口角を上げるだけの手術ではなく、形・動き・傷跡・適応を含めて設計する必要がある施術です。自然な仕上がりにするためには、真顔の見た目だけでなく、話した時や笑った時の動きまで考えることが重要です。

また、皮膚を切り取りすぎた場合は修正が難しいこともあるため、初回手術の設計が非常に重要とされています。

院長 廣瀬

廣瀬院長

DOCTOR'S COMMENT

口角挙上は、私が医学書(教科書)の執筆にも携わり、2024年・2025年の美容外科学会(JSAPS/JSAS)において幾度も発表を行っている、当院で特に注力している施術です。 口元は形だけでなく、話す・笑うといった「筋肉の動き・癖」と強く連動する非常に繊細な部位です。そのため、静止時の見た目だけを重視するのではなく、動いた時の自然さまでを計算した解剖学的な設計が不可欠になります。 当院では、皮膚と粘膜の両方を処理する「全層法」を基本とし、口角の位置と唇の端が一致した、引きつりのない自然な仕上がりを目指しています。 他院での不自然な仕上がりに対する修正相談も数多く担当してきた、形成外科専門医および美容外科学会(JSAPS)専門医としての視点から、的確な適応の見極めと、将来を見据えた安全で美しい口元のデザインをご提案いたします。

施術の流れ

カウンセリング

患者様のご希望をお伺いしたうえで、口角挙上の中でも皮膚切除を行う外側法か皮膚と筋肉を切開する全層法か、口腔内からアプローチをする口内法で行うかなどを決定していきます

メイク落とし、麻酔

メイク落としと口腔洗浄を行っていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませてご来院いただくとスムーズに施術に入れます。メイクを落とし終わったら、ご希望に合わせて別途費用で笑気麻酔や静脈麻酔を実施します

口角挙上の施術

口角挙上を行います。施術時間は個人差がありますが、60分程度です。

アフターケア

術後の抜糸は1週間後に行い、その後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後に検診を行います。検診では経過を確認しながら、ご不安なことや気になることを何でもお聞きください。なお、抜糸後に稀に糸が残っている場合は再度ご来院いただきます。口内法の場合は溶ける糸のため抜糸不要です。

強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。内出血は2〜3週間程度で消失します。

血流が良くなるような入浴・サウナ・飲酒・軽い運動は1週間程度お控えください。口元のメイクは抜糸後翌日から可能です。

リスク・副作用

  1. 腫れ(1〜2週間程度。口角が一時的に上がりすぎて見えることがあります)
  2. 傷跡(口角付近に残ります。時間とともに目立ちにくくなりますが、完全に消えるわけではありません)
  3. 硬縮・突っ張り(口角部分に突っ張りが生じ、動きを妨げることがあります)
  4. 左右差(骨格や筋肉の動きの左右差により、完全な対称にならないことがあります)
  5. 水漏れ(術後一時的に口をゆすいだ際などに口角から水が漏れることがあります。時間とともに改善します)
  6. 感染(口腔内は完全な無菌管理が難しく、軽度の炎症が起こる可能性があります)
  7. 変化の不足または過剰(期待した変化が得られない、または上がりすぎる可能性があります)
  8. 血がたまる
  9. 内出血(2〜3週間程度で消失します)
  10. 仕上がりがイメージと異なる
  11. 糸が露出する
  12. 創部離開・段差・ゆがみ
  13. 口の閉じにくさ(一時的)

ダウンタイム目安

最短

7

最長

14

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