M字リップ
真顔も、愛される口角へ。平坦な口元を立体的なデザインへ再構築します。
- 部位
- 口
- 施術名
- M字リップ
- ダウンタイム(最短)
- 7日
- ダウンタイム(最長)
- 28日
こんな方におすすめ
RECOMMENDED
- 鏡を見るたび、平坦な唇が、せっかくの笑顔をどこか寂しげに見せてしまう
- リップメイクを試しても、理想のふっくら感が手に入らない
- 周囲に「冷たい印象」と誤解され、無意識に口元を隠す仕草が増えた
- ヒアルロン酸では限界を感じ、根本からこの悩みを断ち切りたい
症例写真
BEFORE & AFTER
施術説明
M字リップとは
M字リップ形成は、単に唇を厚くするのではなく、上唇のラインに繊細なカーブ(M字)を加え、口元の「光と影」のコントラストを再構築する施術です。
上唇のラインを調整することで、真顔でも口角が上がって見え、微笑んでいるような「多幸感」が生まれることが主な目的です。 唇の起伏が失われて冷たい印象に見られたり、メイクをしても顔がぼやけたりするお悩みを改善し、お顔全体を引き締めて洗練された品格を宿します。

手術によって期待できる変化
- 真顔でも口角が上がって見え、微笑んでいるような印象になる
- 平坦な口元に自然なボリューム感とメリハリが生まれる
- 冷たい印象や寂しげな印象が軽減される
- いつもの表情が華やかに見えるようになる
- ヒアルロン酸を打ち続けるサイクルから解放される
どんな人が適応になりやすいか
唇の起伏が失われ、平坦なことでお顔全体が「冷たい印象」や「のっぺりとした印象」に見られがちな方が適応になりやすいです。 また、「ヒアルロン酸による一時的なボリュームアップではなく、根本的な形を変えたい方」や「異物を入れずに自分自身の組織で自然な動きを保ちたい方」に適しています。
自然な仕上がりに欠かせないポイント
1つ目は、顔の立体感を左右する「光と影」の解剖学的デザインです。
唇だけを見るのではなく、鼻との距離や顔の余白を考慮し、お一人おひとりの骨格に調和して最も表情が明るく見える「起伏」を設計することが重要です。
2つ目は、静止時だけでなく会話中や笑った時も不自然さが出ないような組織の再配置です。
粘膜をただ切除するだけでは不自然な引きつりが生じるリスクがあるため、組織の厚みをミリ単位でコントロールして自然なカーブと厚みを持たせることが欠かせません。

傷跡を目立たせないための工夫
口元は視線が集まりやすく、非常にデリケートな部位です。術後の傷跡を極限まで目立たせないよう、唇の境界線や解剖学的なシワに合わせた精密な縫合技術を駆使し、顕微鏡下の視点で丁寧に処置を行っています
M字リップの主な術式

基本形成(M字リップ)
上唇の形がM字型になるように、唇の一部(粘膜)を切除して縫合し、立体感のある唇のラインを形成する手術です。
筋弁作成(オプション追加)
単純に組織を切除するだけでなく、上唇の内側の組織を移動・再配置させることで、ボリュームが必要な部位(中央の上口唇結節など)をより膨らませる方法です。ご自身の組織(筋弁)を作成して用いるため、表情の動きに馴染みやすく、長期にわたって自然なボリューム感やメリハリを維持しやすいのが特徴です。
ヒアルロン酸との違い
M字リップ形成は、ヒアルロン酸による一時的な膨らみではなく、粘膜や組織を外科的に調整する施術です。ヒアルロン酸を打ち続けるサイクルを終わらせたい方や、異物を入れずにご自身の組織で自然な動きを保ちたい方に適しています

よくある失敗パターンと修正について
不自然になりやすい例
- 不自然な引きつりが生じる
- 静止時だけでなく、会話中や笑った時にも違和感が出る
- 傷跡の段差やゆがみが生じる
- 左右差が出てしまう
- 仕上がりがイメージと異なる
特に注意すべきは、粘膜をただ切除するだけで組織の再配置を行わないと、不自然な引きつりが生じるリスクがある点です。また、静止時の形だけを重視し、会話中や笑った時の動きへの配慮が欠けていると、周囲に違和感を与えやすくなります。
術後の修正について
施術後の修正相談として想定されるのは、変化がイメージと異なるケースや、不自然な引きつり・ゆがみ、左右差が生じてしまったケースなどです。
- 時間経過で馴染むのを待つ
術後は腫れや傷跡の赤み、違和感が生じますが、時間とともに落ち着いていきます。より自然な状態になるまでには約1ヵ月かかり、組織が柔らかく完全に馴染むまでには半年ほど待つことが基本となります。
- 切り取りすぎた場合の修正は困難
粘膜などの組織を切り取りすぎてしまった場合、新しく組織を補って完全に元の状態へ戻すことは非常に難しくなります。そのため、初回手術の段階で、単なる切除ではなく組織の厚みをM字リップも切除しすぎた場合の修正は難易度が高くなります。初回手術でのデザインと切除量の判断が非常に重要です。
ダウンタイムと経過
ダウンタイム目安 | 施術時間 | 麻酔 | 通院 |
|---|---|---|---|
1週間程度 | 60分程度 | 局所/笑気/静脈麻酔(別途) | 抜糸後·検診3回 |
※ダウンタイム目安:腫れは通常1週間程度でピークを迎え、その後3週間ほどかけて徐々に引いていきます。
※麻酔:局所麻酔 / 笑気麻酔 / 静脈麻酔(笑気·静脈は別途費用)。
※通院:術後1週間後 検診:1ヵ月後·3ヵ月後·6ヵ月後 ※口内法の場合は溶ける糸で縫合するため、抜糸の必要はありません。
腫れ | メイク | 入浴・洗顔 | 運動 |
|---|---|---|---|
1週間で落ち着く·完成1ヵ月 | 翌日から·施術部位抜糸後 | 翌日からシャワー可 | 軽め1週後·激しめ1ヵ月後 |
※腫れ:腫れや熱感は個人差がありますが、1週間程で落ち着き、より自然な状態になるまで1ヵ月程かかります。内出血のため赤紫色になることがありますが、メイクで隠せる程度で1~2週間程で消えます。
※メイク:翌日より傷口以外の部分は問題なくできますが、施術箇所については抜糸後から可能となります。
※入浴·洗顔:シャワー·洗髪·洗顔は翌日より可能ですが、傷口は強くこすらない様にお願いします。
※運動:軽い運動:1週間後以降ご自身が可能な範囲で。激しい運動:1ヵ月後から。
食事 | 飲酒 | 施術部位への刺激 | その他 |
|---|---|---|---|
刺激物1週控え·食後消毒 | 2~3日控えること | 抜糸後1週まで擦らない | 当日運転禁·糸露出時連絡 |
※食事:刺激物は1週間程度避けること。食後は消毒やうがいを行うこと。
※施術部位への刺激:施術部位への刺激 創部は抜糸1週間後まで強くこすらないこと。
※その他:口が一時的に閉じづらくなる可能性があります。当日はご本人様での運転はお控えください。抜糸後、かさぶたが取れると糸がまれに残っていることや、術後経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際はご連絡ください。
術後に注意すること
口元は食事や会話で常に動く非常にデリケートな部位のため、術後は患部に負担をかけないことや清潔に保つことが重要です。以下の点に注意してお過ごしください。
- 大きく口を開けない
- 摩擦を避ける(抜糸後1週間まで)
- 唇に強いテンションをかける動作を避ける
- 刺激物を避ける(術後1週間程度)
- 食後は消毒・うがいを行う
- お酒を控える(術後2〜3日)
- 当日の運転を控える
- 糸が露出した場合はクリニックへ連絡する
まとめ
M字リップ形成は、単に唇を厚くするのではなく、上唇のラインに繊細なカーブを刻み込む「立体感の再構築」です。安静時も会話時も自然に見える機能的なデザインを重視し、組織の厚みをミリ単位でコントロールすることで、調和の取れた立体感を長期間維持できるよう設計する必要があります

廣瀬院長
DOCTOR'S COMMENT
M字リップ形成は、単に唇の一部を切除するのではなく、上唇のラインに繊細なカーブを加える「立体感の再構築」を行う手術です。 形成外科専門医および美容外科学会(JSAPS)専門医である私は、安静時だけでなく会話時や笑顔などの「動き」に違和感が出ないよう、組織の厚みをミリ単位でコントロールする機能的なデザインを最も重視しています。 当院では、患者様ご自身の組織を再配置する「筋弁作成」を基本とし、ヒアルロン酸注入を繰り返す必要のない、お一人おひとりの骨格に調和した長期的に美しい多幸感のある口元をご提案いたします。
施術の流れ
カウンセリング
患者様の唇の状態を確認し、どのようなお悩みやご希望があるかをお伺いします。その後、最適な施術方法をご提案させていただきます。理想の唇の形を具体的にイメージできるお写真をご持参いただけると、仕上がりのイメージをより明確に共有できます。
メイク落とし、麻酔
メイク落としと口腔洗浄を行っていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませて来院いただくとスムーズに施術に入れます。メイクを落とし終わったら、ご希望に合わせて別途費用で笑気麻酔や静脈麻酔を実施します。
M字リップの施術
M字リップ形成を行います。施術時間は個人差がありますが、60分程度です。
アフターケア
術後の抜糸は1週間後に行い、その後、検診を1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後にそれぞれ行います。なお、抜糸後に、かさぶたが取れた部分に稀に糸が残っている場合があります。その際には、お手数ですが再度抜糸を行う必要があるため、ご来院ください。口内法の場合は溶ける糸で縫合するため、抜糸の必要はありません。
強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。内出血は2〜3週間程度で消失します。
血流が良くなるような入浴・サウナ・飲酒・軽い運動は1週間程度お控えください。口元のメイクは抜糸後翌日から可能です。
リスク・副作用
- 腫れ・術後の痛み(腫れは通常1週間程度でピークを迎え、その後3週間ほどかけて徐々に引いていきます)
- 左右差(骨格や筋肉の動きの左右差により、完全な対称にならないことがあります)
- 感染(口腔内は完全な無菌管理が難しく、軽度の炎症が起こる可能性があります)
- 血がたまる
- 内出血(メイクで隠せる程度で、1〜2週間ほどで消えることが多いです)
- 仕上がりがイメージと異なる
- 糸が露出する
- 創部離開・創部の段差・ゆがみ
- 口の閉じにくさ(一時的)
ダウンタイム目安
最短
7日
最長
28日


