シミとくすみは、シミの種類によって向く治療が変わり、種類に合わない治療ではかえって濃くなることもあります。
当院では、シミの種類に合わせてレーザー(カスタマイズレーザー)と光(IPL)を使い分け、薬剤の導入(メソナJ)も組み合わせて、診察で廣瀬院長が肌診断機の結果を見て治療を決めます。男性の患者様にも行っています。
症状から見る治療の目安
- シミの種類が混ざっている・
深い層のシミ・ カスタマイズレーザー毛穴 - 顔全体のシミ・
そばかす・ IPL(光治療)くすみ・ 赤み - 1つずつ取りたいシミカスタマイズレーザー
- くすみ・
乾燥・ メソナJ赤み (ほかの治療と併用)
最終的な治療は、診察で決めます。
どんな症状か
- 頬やこめかみの茶色いシミ、そばかす
- 顔全体の色ムラ、くすみ
- ひげ剃り後の赤みや色素沈着
シミには、一般的なシミ(老人性色素斑)・そばかす・ADM(深い層のシミ)・肝斑(頬に左右対称に出るシミ)など、いくつかの種類があります。同じ顔に、いくつかの種類が混ざっていることがほとんどです。

一般的なシミ・そばかす表面に近い層にメラニンが集まった状態 
ADM(深い層のシミ)皮膚の深い層(真皮)にメラニンがある状態 
肝斑表面に近い層に、メラニンが広く薄く広がった状態
肝斑は、レーザーや光の刺激でかえって濃くなることがあります。そのため、肝斑が混ざっているかどうかを最初に確認し、混ざっている場合は飲み薬で落ち着かせてから治療を始めます。
男性のシミ治療の考え方
治療の考え方
シミの治療は、性別ではなく、シミの種類と混ざり方で決めます。肌診断機と診察でシミの種類を見分けてから、レーザーと光を使い分けます。
生活との両立
IPLは赤みが数時間〜数日、シミの部分の薄いかさぶたが1週間ほどです。レーザーは、組み合わせによって赤みが数日、かさぶたが数日〜1週間出ます。シミを1つずつ取る照射ではテープで1週間保護し、赤みが3〜6ヶ月続くことがあるため、仕事や人と会う予定に合わせて日程を決めます。ひげ剃りを再開できる時期は、治療ごとにご案内します。
治療の違い
どちらも「診察でシミの種類を見分けてから決める」点は同じです。違いは、光の当て方・向くシミ・ダウンタイムです。
| 項目 | カスタマイズレーザー | IPL(光治療) |
|---|---|---|
| 向く症状 | 種類が混ざった | 顔全体のシミ・そばかす、くすみ、赤み |
| 仕組み | 波長を絞ったレーザーを、部位ごとに打ち分け | 幅の広い波長の光を顔全体に照射 |
| 痛み・麻酔 | フラクショナルは麻酔クリームを使用。 トーニング・ジェネシスは軽い刺激 | 麻酔なし。 ゴムで弾かれるような軽い痛み |
| ダウンタイム | 赤みが数時間〜数日、かさぶたが数日〜1週間。 スポット照射は赤みが3〜6ヶ月続くことがある | 赤みが数時間〜数日、薄いかさぶたが1週間ほど |
| 所要時間 | 30〜60分 | 30〜60分(洗顔含む) |
| 間隔の目安 | 月1回で数回 | |
料金の目安
| 治療 | 内容 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| カスタマイズ | 3種の組み合わせ 1回 | 59,000円 |
| トーニング | くすみ・肝斑 1回 | 25,500円 |
| ルビー | 複数のシミ・そばかす 1回 | 33,000円 |
| スポット | ピンポイントのシミ 5mm未満 | 11,000円 |
| IPL(光治療・ | 1回 | 27,500円 |
| IPL(光治療・ | 3回 | 75,000円 |
| メソナJ | 1回 | 29,000円〜33,000円 |
- 料金は本院の料金表(2026年10月時点)に基づきます。回数券・ほかのレーザーの料金は各治療ページに記載しています
- トーニングを肝斑に用いる場合も、飲み薬を組み合わせることが前提です。飲み薬の費用は、診察時にご案内します
当日の流れ
- 診察肌診断機で肌の状態を確認し、廣瀬院長がシミの種類と肝斑の有無を見分けて、治療と照射する部位を決めます
- 洗顔・麻酔洗顔のあと、フラクショナルなど痛みを伴うレーザーを使う場合は麻酔クリームを塗ります。IPLは麻酔なしで始めます
- 治療30〜60分です
- アフターケア通院は基本的に不要です。当日の激しい運動・長風呂と、過度の飲酒(IPLは数日)を控え、強くこすらずに保湿と日焼け止めを続けてください
続け方の目安
- どちらも月1回のペースで数回続け、皮膚の生まれ変わりに合わせて少しずつ変化を見ます
- 1回でシミがすべて消えることは多くありません。時間がたったり紫外線を浴びたりすると、再発することがあります
- 回数と間隔は、診察時に目安をお伝えします
用語の解説
レーザー
1つの波長(色)にそろえた光です。波長によって反応する対象(メラニンの色、水分など)が違うため、目的に合わせて機器や設定を選びます。
本文に戻るIPL(光治療)
いくつもの波長を含む光を当てる治療です。レーザーより幅広い波長の光で、シミの色や赤みなどに反応させます。
本文に戻る照射
治療の機器から、光・高周波・超音波などのエネルギーを皮膚に当てることです。
本文に戻る色素沈着
炎症・摩擦・紫外線などをきっかけに、メラニン(肌の色のもと)が増えて、茶色っぽく残った状態です。治療のあとに一時的に出ることもあります。
本文に戻る肝斑
頬骨のあたりなどに、左右対称に出やすい薄い茶色のシミの一種です。ほかのシミとは治療の方法が異なることがあります。
本文に戻るダウンタイム
治療のあと、赤み・腫れ・内出血などが出て、普段どおりに過ごしにくい期間のことです。長さは治療の内容や体質によって異なります。
本文に戻る麻酔クリーム(表面麻酔)
皮膚に塗って、表面の痛みの感じ方を和らげる麻酔薬です。塗ってから効くまで、しばらく時間を置きます。
本文に戻る未承認医薬品等
日本の薬機法にもとづく承認を受けていない医薬品・医療機器のことです。当院で使用するものは、各ページの「未承認医薬品等について」に、入手経路や国内の承認状況などを記載しています。
本文に戻るよくある質問
シミの種類が分からなくても大丈夫ですか?
分からなくて大丈夫です。肌診断機と診察で、シミの種類と肝斑が混ざっているかを確認し、治療の候補と費用、回数の目安をご説明します。
痛みはありますか?
IPLはゴムで弾かれるような軽い痛みで、麻酔は使いません。レーザーは、フラクショナルなど痛みを伴うものを使う場合に麻酔クリームを塗ります。感じ方には個人差があります。
翌日、仕事に行けますか?
IPLは赤みが数時間〜数日で落ち着くことがほとんどです。レーザーは組み合わせによって赤みやかさぶたが数日〜1週間出ることがあり、シミを1つずつ取る照射ではテープで1週間保護し、赤みが3〜6ヶ月続くことがあります。人と会う予定の前は日程をご相談ください。
男性でも受けられますか?
受けられます。当院では男性の患者様にもこれらの治療を行っています。治療の内容は性別ではなく、シミの種類で決めます。
ほかの患者様と顔を合わせますか?
当院は完全個室です。ご来院からお帰りまで、他の患者様と顔を合わせることはありません。


