| たむちゃんナース
顔の筋肉の老化がたるみを加速する?メカニズムと対策まとめ

たるみの原因シリーズ、今回は「顔の筋肉」についてお話しします。
皮膚や脂肪だけじゃないたるみの原因、前回は骨の萎縮をお伝えしましたが、実は筋肉の老化もかなり影響しているんです。
たるみはどこで起こる?
お顔の「たるみ」は、皮膚だけや脂肪だけで起きているわけではありません。 医学的にみると、たるみはお顔を構成する全ての層(皮膚・皮下組織・靭帯・筋肉・骨)で変化が起こることで生じます。
老化による筋の変化
加齢に伴い、筋肉には大きく3つの変化が起こります。
1. 筋量の減少(サルコペニア) 加齢により筋線維数が減少し、筋肉全体が薄弱化・萎縮する傾向に。 特に表情筋は皮膚に直接付着しているため、筋力低下が「皮膚のもたつき」として見えやすくなります。
2. 筋力の低下と収縮パターンの変化 表情筋の収縮力が弱くなる一方で、特定筋(口角下制筋や広頸筋など)が過剰に動くようになると、口角の下がりやフェイスラインの乱れにつながります。
3. 筋肉の位置変化・下垂 筋肉を支える靭帯・筋膜も老化して緩みます。 脂肪分の筋肉(大頬骨筋・小頬骨筋)の支持力が低下すると、ゴルゴラインやほうれい線、さらには糸状の線が目立つ原因に。
こんな変化、感じていませんか?
「弛緩すべき筋」は過緊張に、「支えるべき筋」は弱化する――このアンバランスが老化顔を形成します。
- 目周りのくぼみ
- ほうれい線やマリオネットラインが目立つ
- 口角が下がり不機嫌に見える
- フェイスラインのたるみ
- 二重顎
セルフケアでできること
- 表情筋のエクササイズはせずに、印象を良く見せる「上に引き上げる筋肉」を意識して生活する
- タンパク質・ビタミンD・オメガ3・ビタミンC・ビタミンEを意識して摂取する
- 軽い筋トレや有酸素運動で全身の筋肉量を維持する
美容医療でのアプローチ
- 過緊張筋の弛緩(ボトックス) ... 口角下制筋や広頸筋など、長年のクセを調整
- 支持組織の補強(超音波や高周波) ... SMAS層や筋膜、靭帯を熱収縮させ引き締める
- ボリュームの補填(ヒアルロン酸) ... 筋肉萎縮や支持力低下による凹みを改善
- 組織再生(ブースター注射) ... 組織再生を促進
「肌」だけでなく「筋肉」まで含めてエイジングを考えることで、より自然で若々しい印象へ導くことが期待できます。 ご参考になれば幸いです。
この記事のもとになった投稿
Instagramで見る