美容医療知識
ボトックス後のスポックブローをオビソートで調整する方法

おでこのボトックスは定番の施術ですが、眉の外側を上げるクセが強い方の場合、注入後に眉頭だけが下がって眉尻が上がる「スポックブロー」という状態になることがあります。今回は、私自身の体験をもとに、その調整方法についてお話しします。
スポックブローとは
おでこのボトックスを打った後、外側の効きが弱いと、眉頭の筋肉だけが抑えられて眉尻側が相対的に上がってしまいます。これがいわゆる「スポックブロー」と呼ばれる状態です。
通常のセオリーでは、効きが弱い眉尻側にボトックスを追加で注入するのが一般的な対処法です。しかし今回は、内側の二重幅も狭く感じたため、別のアプローチを選択しました。
オビソート(アセチルコリン塩化物)という選択肢
今回選んだのは、内側にオビソート(アセチルコリン塩化物)を注入する方法です。オビソートはボトックス自体をブロックするのではなく、ボトックスが放出を抑えている神経伝達物質(アセチルコリン)を補うことで、筋肉の動きを回復させる仕組みです。
ただし、オビソートには注意点もあります。すべての方に効果があるわけではなく、効果を感じにくい方も一定数いらっしゃいます。また、オビソートの効果自体は3から4日で消失するため、その間にしっかりとセルフケアを行うことが大切です。
オビソート後に大切なセルフケア
オビソートを打っておしまいではなく、以下のセルフケアを積極的に行うことで、筋肉の動きをより戻しやすくすることが期待できます。
- ホットタオルなどで温めて血流を良くする
- 筋肉の動きに合わせて優しくマッサージする
- 固まった筋肉を意識的に動かす
今回は、オビソート注入後にKOライトを浴びながらマッサージを行い、筋肉を動かすよう努めました。幸いオビソートが効いて、眉毛の形は改善しました。
ボトックス後の仕上がりが気になるという方は、リタッチやオビソートなど状態に合わせた調整が可能です。当院では他院でボトックスを受けられた方のオビソートも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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