下眼瞼除皺
睫毛下の切開で、目の下のたるみを根本から除去する。
- 部位
- 目
- 施術名
- 下眼瞼除皺
- ダウンタイム(最短)
- 3日
- ダウンタイム(最長)
- 7日
こんな方におすすめ
RECOMMENDED
- 鏡を見るたび、友人から「疲れて見える」と言われる
- 日常生活でまぶたが視界にかかり、不便を感じている
- 目の下の悩みで顔全体が暗く見え、若々しい目元を取り戻したい
- ファンデーションが目の下のシワに溜まってしまう
- 笑うと現れる無数のシワのせいで、思い切り笑えない
症例写真
BEFORE & AFTER
症例写真は準備中です
施術説明
下眼瞼除皺とは
下眼瞼除皺は、下まつ毛の生え際ギリギリのラインに沿って、加齢などで伸びて余った皮膚やシワを数ミリ単位で慎重に取り除く手術です。
目の下のたるみやシワによって生じる「疲れて見える」「実年齢より老けて見える」という長年のコンプレックスを根本からリセットし、若々しく引き締まった目元へ導くことが主な目的です。 また、経結膜脱脂(クマ取り)の施術後に生じた皮膚の余りや小ジワを改善するのにも効果的です。

手術によって期待できる変化
- 目の下のたるみやシワが根本から改善される
- 「疲れた顔」「老け見え」の印象がリセットされる
- 目元にスッキリとしたハリと明るい輝きが戻る
- ファンデーションのシワ溜まりが解消される
- 表情全体が明るく健やかに見えるようになる
どんな人が適応になりやすいか
加齢により目の下の皮膚が伸びてたるんでしまった方や、深いシワが刻まれている方に適応となります。 目の下の膨らみ(眼窩脂肪)だけが原因のクマであれば「脱脂」が適応ですが、膨らみに加えて「皮膚の余り(たるみ)」や「小ジワ」が強い場合は、脱脂だけではシワシワになってしまうことがあるため、下眼瞼除皺で余分な皮膚を切り取る処置が必要になります。
目元の手術が難しい理由と、当院のこだわり
目の下は顔の中でも皮膚が非常に薄く、繊細な部位です。たるみやシワをなくそうと皮膚を切り取りすぎると、「外反(あかんべー状態)」という下まぶたが外側にめくれてしまうリスクがあります。
当院では、まつ毛の生え際ギリギリの微細な切開により、傷跡を目立たせないようにするのはもちろん、単に皮膚を切除するだけでなく、内部の筋肉(眼輪筋)を引き上げてリフトアップさせて縫合します。これにより、外反のリスクを抑えながら、機能的で滑らかなラインを構築することにこだわっています。

理想の仕上がりに欠かせないポイント
1つ目は、「適切な皮膚の切除量」をミリ単位で見極めることです。
欲張って切りすぎず、自然なハリを取り戻す絶妙なバランスで切除することが、安全で美しい仕上がりに直結します。
2つ目は、「筋肉の引き上げ(リフトアップ)」です。
皮膚の表面だけを引っ張るのではなく、緩んだ眼輪筋などの内部組織を引き上げて固定することで、後戻りを防ぎ、若々しい状態を長期間維持することができます。
デザインの考え方
目の下のたるみやシワの程度に合わせて、皮膚の切除量や筋肉の引き上げ具合を調整します。 不自然な引きつれが生じないよう、お顔全体のバランスを見極め、「生き生きとした健やかな目元」を取り戻す自然なデザインを行うことが重要とされています。
下眼瞼除皺の主な術式
下眼瞼除皺には、大きく分けて以下の考え方があります。

方法1:皮膚のみの切除
目の下の余分な皮膚のみを切り取る方法です。軽度のシワには有効ですが、たるみが強い場合は引き上げる力が弱く、効果が不十分だったり、皮膚の引きつれが起こりやすいことがあります。
方法2:皮膚切除+筋肉の引き上げ(当院の基本術式)
皮膚を切除するだけでなく、下まぶたの筋肉(眼輪筋)を引き上げてリフトアップさせて縫合する方法です。たるんだ組織を根本から機能的に再構築するため、しっかりとしたハリが生まれ、後戻りもしにくい仕上がりになります。
よくある失敗パターンとリスク・修正について
- 皮膚を切りすぎて「あかんべー」の状態(外反)になる
- 傷跡が目立つ ・左右差が出てしまう
- たるみやシワの改善が不十分
特に多いのは、シワをなくそうと皮膚を切り取りすぎて外反(下まぶたが外反りになる状態)が起きてしまうケースです。
術後の修正について
皮膚を切り取りすぎて外反してしまった場合の修正は、非常に困難です。
切り取ってしまった皮膚は元に戻すことができず、他の部位から皮膚を移植するなどの大掛かりな修正手術が必要になることがあります。 そのため、初回手術の段階で適応を慎重に判断し、ミリ単位で切除量を設定することが非常に重要です。
ヒアルロン酸注入との違い
目の下の影やシワを改善する方法として、ヒアルロン酸注入もあります。それぞれの特徴と手術との違いを整理します。
ヒアルロン酸注入
目の下の凹みや影に注入し、ふくらみをもたせて段差を目立たなくさせる方法です。一時的な改善には有効ですが、伸びて余ってしまった皮膚の「たるみ」や「深いシワ」を根本的に無くすことはできません。
下眼瞼除皺(手術)との違い
手術は、たるみの原因となっている「余分な皮膚」そのものを物理的に取り除き、筋肉を引き上げるため、根本的で長期間の解決が可能です。「化粧品での限界」や「繰り返す注入治療」から卒業したい方に適しています。ただし、切開を伴うため数日から1週間程度のダウンタイムが生じます。
ダウンタイムと経過
ダウンタイム目安 | 施術時間 | 麻酔 | 通院 |
|---|---|---|---|
数日〜1週間ほど | 60分程度 | 局所/笑気/静脈麻酔(別途) | 基本不要(※要確認) |
※麻酔:局所麻酔 / 笑気麻酔 / 静脈麻酔(笑気·静脈は別途費用)
※通院:必要ありません。(※縫合の糸によっては抜糸が必要な場合があります)
腫れ | メイク | 入浴・洗顔 | 運動 |
|---|---|---|---|
1〜2週間で落ち着く·完成6ヶ月後ほど | 翌日から·施術部位抜糸後 | 当日シャワー可·洗顔48時間後 | 1週間程度控えること |
※腫れ:強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。完全に腫れが引き、完成するまで約6ヶ月後ほどかかります。内出血は2〜3週間程度で消失します。
※メイク:翌日より傷口以外は可能、施術部位は抜糸後より可能です。
※入浴·洗顔:シャワーは(顔を濡らさなければ)当日から可能です。洗顔は48時間後から可能です。入浴は1週間後から可能です。
※運動:血流が良くなるような軽い運動は1週間程度お控えください。
食事 | 飲酒 | 施術部位への刺激 | その他 |
|---|---|---|---|
制限なし(刺激物控える) | 1週間程度控えること | マッサージ1ヵ月禁 | 当日運転禁 |
※施術部位への刺激:施術後1ヵ月間は、目元やその周辺に刺激を与えるマッサージなどの行為はお控えください。
※その他:当日はご本人様での運転はお控えください。施術後に腫れ、痛み、内出血、左右差、後戻り、嚢胞の形成、異物感、糸の露出、ドライアイ症状、眼瞼痙攣などの症状が現れることがあります。
術後に注意すること
目元は非常にデリケートな部位であり、傷跡を綺麗に治すためにも術後は負担をかけないことが重要です。少なくとも術後1ヵ月程度は以下の動作を控えることが推奨されています。
- 目元を強くこする・マッサージする
- 強い洗顔やアイメイクで摩擦をかける
- 血流が良くなるような激しい運動やサウナ、飲酒(特に術後約72時間は控える)
術後に起こる可能性のある症状
ダウンタイム中は下まぶたに引っ張られるような違和感やゴロゴロ感が生じることがありますが、これらは数日以内に落ち着きます。また、術後しばらくは泣きはらしたような軽い腫れや内出血が出ることがありますが、通常数日〜1週間程度で改善していくことがほとんどです。 傷跡やたるみ・シワの改善状態については、術後1〜3ヶ月で最終的な状態に落ち着いてくることが多いです。気になる症状がある場合や違和感が長く続く場合は、検診を待たずにご連絡ください。
まとめ
下眼瞼除皺は、単に目の下の皮膚を切り取るだけの手術ではなく、たるみの原因となっている筋肉(眼輪筋)の引き上げを含めて設計する必要がある施術です。自然な仕上がりにするためには、シワの改善だけでなく、下まぶたが外側にめくれる「外反(あかんべー状態)」を防ぐ機能的な構造の再構築まで考えることが重要です。
また、シワをなくそうと皮膚を切り取りすぎた場合、完全に元に戻す修正が非常に難しいため(他の部位から皮膚を移植するなど大掛かりになることがあります)、初回手術でのミリ単位の切除量の見極めと設計が極めて重要とされています。

廣瀬院長
DOCTOR'S COMMENT
「ファンデーションが目の下のシワに溜まってしまう」「笑うと現れる無数のシワのせいで思い切り笑えない」といったお悩みは、加齢によって伸びてしまった皮膚と筋肉の緩みが原因です。 しかし、シワをなくそうと安易に皮膚だけを切り取ると、「外反(あかんべー状態)」を引き起こすリスクがあります。形成外科専門医および美容外科学会(JSAPS)専門医である私は、ただ皮膚を切るのではなく、解剖学的な知見に基づき、余分な皮膚を数ミリ単位で慎重に切除し、同時に内部の眼輪筋をしっかりと引き上げてリフトアップさせる機能的な再構築に徹底してこだわっています。 下まつ毛の生え際ギリギリの微細な切開で傷跡を極限まで目立たせずに、目の下から頬にかけての滑らかでハリのある質感をデザインし、一生モノの明るく若々しい表情をお約束いたします。
施術の流れ
カウンセリング
目の開き方や目の下の皮膚のたるみ具合、シワの深さ、筋肉の緩みなどをしっかりと確認したうえで、皮膚のみの切除か、筋肉の引き上げ(リフトアップ)を伴う方法かなど、患者様にぴったりの施術方法をご提案いたします。気になる点があれば、どうぞお気軽にお知らせください。
メイク落とし、麻酔
メイク落としを行っていただきます。滞在時間を短くしたい患者様は、事前にメイク落としを済ませて来院いただくとスムーズに施術に入れます。メイクを落とし終わったら、ご希望に合わせて別途費用で笑気麻酔や静脈麻酔を実施します。
下眼瞼除皺の施術
下眼瞼除皺を行います。施術時間は個人差がありますが、60分程度です。
アフターケア
施術後は下まぶたに引っ張られるような違和感やゴロゴロ感が一時的に出ることがありますが、数日で落ち着きます。腫れや内出血は数日〜1週間程度です。術後約72時間は激しい運動や飲酒を控え、施術当日の車・自転車・バイクの運転はお控えください。(※縫合の糸によっては抜糸のための通院が必要になる場合があります。)
術後1週間後に抜糸を行います。強い腫れは1〜2週間程度で引いていきます。内出血は2〜3週間程度で消失します。
血流が良くなるような入浴・サウナ・飲酒・軽い運動は1週間程度お控えください。アイメイクは抜糸後から可能です。
リスク・副作用
- 腫れ・むくみ(数日〜1週間程度。通常は大きく腫れることはありません)
- 内出血(通常、数日以内に治まります)
- 傷跡(下まつ毛の生え際ギリギリに残りますが、時間とともに目立ちにくくなります)
- 目のゴロゴロ感・引っ張り感・違和感(術後一時的に生じることがあります)
- 左右差(骨格や元のたるみの左右差により、完全な対称にならないことがあります)
- 外反(皮膚の切りすぎにより下まぶたが外側にめくれるリスクがあります)
- 感染(ごく稀に軽度の炎症が起こる可能性があります)
- 変化の不足(期待したたるみやシワの改善が十分に得られない可能性があります)
- ドライアイ症状、眼瞼痙攣
- 仕上がりがイメージと異なる
- 糸の露出・嚢胞の形成
- 痛み・だるさ・熱感・頭痛など
ダウンタイム目安
最短
3日
最長
7日